新たなキャリアデザイン構築へ向けて

ソーシャルワーカー3.0

社会福祉法人白山福祉会



Social worker 3.0

公認心理師って何? 認定心理士、臨床心理士と何が違うの?

  • 認定心理士とは
    4年制大学で心理学の基本知識・技能を身に付けたことを証明する資格です。これは「公益社団法人日本心理学会」が認定しています。資格といっても、認定心理士の資格を保有することで就職や転職の助けになるわけではなく、心理学の基礎知識があることが証明されるというものです。いわば、医師免許や運転免許などではなく、TOEICや博士号などに近いイメージです。 臨床心理士が職業に直結する資格であるのに対し、認定心理士は職業との結びつきが弱いです。カウンセラーとしての専門技術も、臨床心理士と認定心理士とでは大きな差があります。

    ※厚生労働省資料参考
  • 臨床心理士について
    臨床心理士とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”である。公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会(昭和 63 年設立。以下、「認定協会」という。)が資格 認定を行っている。 

    試験は、筆記(マークシート及び論文)による一次試験と面接による二次試験により実施される。受験資格は以下のとおり。また、5年ごとの資格更新制度が定められている。 
    ①指定大学院(1種・2種)を修了し、所定の条件を充足している者※一定の要件(教員組織、カリキュラム、臨床心理実習施設など)を備えている大学院を認定協会が指定大学院として指定している。1種大学院を修了すれば受験資格を得られるが、2種大学院の修了者は大学院修了後1年の実務経験が必要。平成28年7月1日時点で、 165 校(1種 155 校、2種 10 校)が指定を受けている。 
    ②臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者※専門職大学院は、高度専門職業人の養成に目的を特化した課程で、 
    文部科学省が認可する。臨床心理分野は、6校が認可されている(平成28年7月1日時点)。 
    ③諸外国で指定大学院と同等以上の教育歴があり、修了後の日本国内における心理臨床経験2年以上を有する者 
    ④ 医師免許取得者で、取得後、心理臨床経験2年以上を有する者 等

    ※厚生労働省資料参考
  • 公認心理師とは
    公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。
    (1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
    (2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
    (3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
    (4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

    ※厚生労働省資料参考

ヒトの暮らしに「超直接的」にかかわる仕事にこそ、セルフマネジメンが必要。

自分自身の感情をコントロールできるようにするために心理を学ぼう。燃え尽き症候群にならないために。
ABOUT

Self-Management

日本では感情労働が多いからこそ必要と考える
「感情労働」「感情ビジネス」などという言葉を聞くようになってきた。過度な感情労働によるメンタルヘルス障害など、社会問題化されている。一方で数年前には「禅」「無」といった言葉もよく聞かれる言葉になってきた。他人の目を気にしすぎる世の中になってしまったからこそセルフマネジメントは必要と考える。また、時代のスピードが速い現代では、内省する時間をじっくりとれる時間や余裕もマネジメントできなくなってきているのではないかと感じる。

世代によっては、働く意義が全く異なってきている。経済報酬(給与など)、評価報酬(成績、成果による評価)、意味報酬(自身の仕事がどれだけ社会課題を解決していくための役割を担っているのかなど、その仕事の意義)などヒトによって価値観は様々だ。特に若い世代の方たちは、給与などの経済報酬も大切にしているが、それ以上に価値報酬、意味報酬を大事にしているように思う。(自分が社会や世の中に対して果たしている意味やその役割などを仕事を通じて実感したことで得られるモノ・コトなど)
ABOUT NEXT  キャリアデザイン

ソーシャルワーカー3.0

ソーシャルワーカー(SW/PSW/MSW)
ソーシャルコミュニケーター
Licensed Psychologist(ライセンスをもつ心理学者)
福祉の未来を考えよう。」で発信したソーシャルワーカー2.0。その進化系ソーシャルワーカー3.0とは何だろうか?

ソーシャルワーカー(SW/PSW/MSW) :言わずと知れた、ソーシャルワークのスキルを持って相談援助の仕事をしている者
ソーシャルコミュニケーター :福祉や環境保護、教育など、あらゆる社会的な活動に関し、その意義や理念、手法などを伝える役割を果たす人。具体的な職業や資格ではないが、社会的活動について一般の人に理解・共感させ、協力してもらうために必要な人材として、注目されるようになってきた。講座の講師も務めた電通の作田賢一ディレクターは「社会問題を自分の問題に置き換えるアイデアを発信し、無関心だった人を動かす仕事」と話す。(2010.4.5 朝日新聞 朝刊 西部共通 地域総合)
Licensed Psychologist(ライセンスをもつ心理学者):公認心理師、心理のスキルを持ち合わせた者。

ソーシャルワークを仕事としている者でも、自身の感情をコントロールしセルフマネジメントできる者はそう多くないように感じる。対人援助の中でこの心理的効果などを活用した対応はどう受け止められるだろうか。対人援助の仕事をする者ほど自身の感情をコントロールし相手の心の中にある心理的な不安などの要因を掴みながら対応しなければ難しいのではないかと考える。

ソーシャルワーカー(課題の専門性対応)×ソーシャルコミュニケーター(ヒトをつなげるために社会とつながりヒトに興味を持たせる発信対応)×Licensed Psychologist(ライセンスをもつ心理学者)=ソーシャルワーカー3.0
こんな新しいキャリアがあってもいい。